オプトアウトについて
通常、臨床研究を実施する際には、文書もしくは口頭で説明・同意を行い実施をします。
臨床研究のうち、患者さんへの侵襲や介入もなく診療情報等の情報のみを用いた研究や、余った検体のみを用いるような研究については、国が定めた指針に基づき「対象となる患者さまお一人ずつから直接同意を得る必要はありません」が、研究の目的を含めて、研究の実施についての情報を公開し、さらに拒否の機会を保障することが必要とされています。
若草病院における臨床研究(概要)
若草病院におけるオプトアウトを用いた臨床研究は、以下のとおりです。
- 精神科医療の普及と教育に対するガイドラインの効果に関する研究(第4版)
(2023年承認) - 精神科救急急性期医療入院料病棟における新規入院患者の状態像等の実態把握に関する研究 (2022年承認)
- 当院における統合失調症患者についての処方調査;平成18年からの観察研究(2020年承認)
- アリピプラゾール持効性注射製剤と精神症状の重症度に関する研究
(2020年承認) - 日常臨床でのアウトカムから見た看護師による認知行動療法の効果
(2019年承認) - 早期に退院する精神障害者における再入院と地域定着に影響する要因に関する縦断研究
(2018年承認)
なお、研究への協力を希望されない場合は、概要に記載されている担当者までお知らせください。研究不参加を申し出られた場合でも、何ら不利益を受けることはありません。