精神科救急病棟
平成23年8月1日より精神科救急病棟として認可をうけた精神科救急病棟をご紹介します。
当院の精神科救急病棟は、平成23年8月1日に開設されました。当初は48床で病棟運営していましたが、平成26年7月1日より60床へ増床し、2F全閉鎖病棟30床、3F閉鎖病棟14床、開放病棟16床で運営しています。
精神科救急病棟は、宮崎県下で2病院しか認可を受けていません。スタッフ一同、宮崎県の精神科救急医療の中核を担っているという自覚のもと日々質の高い医療を提供する ように努力しています。
現在の日本の高齢化の波は、精神科医療にも波及し、当病棟の新規入院患者の約20%が65歳以上となっています。増え続けていく高齢患者に対応するため、安心して安全に治療を受けられる病棟環境を整えました。
平成29年3月21日より3階の閉鎖病棟14床を高齢者ユニットとして改装を行い、作業療法士(OT)を1名配置して嚥下訓練や健康体操などの活動を行っています。また、作業療法士を中心に心理教育を行っており、医師からは疾患教育、薬剤師からは抗精神病薬など他職種からも協力をもらいながら運営されています。活動に参加した患者さんからは、疾病理解にもつながり服薬の必要性がわかりやすいと評価も高く、再入院防止にもつながっています。
当院の理念にある「自宅で暮らしながら十分な治療が受けられる」ように必要な時に必要な医療を提供できることで地域に貢献できればと考え、日々病棟運営に取り組んでいます。
平均在院日数:73.0日
非自発的入院比率:69.6%
施設基準 | 精神科救急入院料1 |
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看護基準 | 10:1 看護 |
病床数 | 60床 |
職員配置 |
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4F在宅復帰支援病棟
当病棟には、統合失調症や気分障害など多様な症状を抱えた患者さんが入院しています。
年齢も10代から80代までと幅広い年齢層の方がいらっしゃいます。 現在、一年以上の入院期間の患者さんも数名いますが、ほとんどが在院日数100日を超えずに退院されています。
退院についても、主治医の方針に沿って、看護師だけでなく精神保健福祉士・作業療法士と協働し支援(退院前訪問・作業所見学など)を行っています。 看護体制は基本的に受け持ち制で、入院から退院まで一人の看護師(プライマリーナース)にて関わっていきます。 個別的な関わりを通し、できるだけ早い段階での退院に結びつけられるようスタッフ一同頑張っています。
施設基準 | 精神病棟入院基本料15対1 |
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看護基準 | 15:1 看護 |
病床数 | 46床 |
職員配置 |
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